はちみつの語り手

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ロアロミンってなんだろう〜遊戯王SEVENS第49話「ロアロミン」を通しての駄感想〜

最初に

この記事はアニメ遊戯王SEVENS第49話「ロアロミン」について筆者が感じたことを書きなぐった記事になります。

内容としてはお気持ち表明に近い内容になってしまってるので、ネガティブな内容が得意でない方には非推奨です。特にゲッタとウシロウが好きな方はブラウザバック推奨かも......。

 

概要としてはロアロミンとしてのデュエルとしては最高だったけどゲッタとウシロウの話がノイズなのとロミンのエピソードが独立しすぎてるという話になっております。

 

本編

大会編のロアロミンのストーリの軸としては、「我慢」モード頼りを乗り越え「我儘」になったロミンが自分の力で1歩先に進むロミン側の軸、そしてゲッタとウシロウに離反されてしまったロアがどうするか、のロア側の軸という2つの軸に分けられると思っています。
今週のロアVSロミンではロミン軸に、ロアの問題にも解決がなされました。

 

ロミンの軸について


こちらについては本編内でまるでジャムセッションのような攻防が繰り広げられる激アツなデュエルが展開され、1つのクライマックス・フィナーレを迎えました。前振りの「私、ラッシュデュエルやめる!」回も含めて非常に綺麗な展開だったと思います。
ただこの軸で見たときに自分がひとつ気になるのが、
ロミンの乗り越える壁としてのロアの堀り下げが不足しているのではないか
という点です。

本編内で描かれているロミンはなぜソロのギタリストではなくロアロミンとして活動しているのか、についての描写が特になかったように思えます。(もし描写があったらこの記事は一切がバカのさえずりになるので容赦なく叩き割ってください、人は間違いをする生き物なので)
なんとなくこれまでの描写でパワーバランスがロア>ロミンになっている点や、ロミンが先にバンド活動をしているロアの後追いをしているといった雰囲気は感じ取れるのですが、具体的な関係性が見えてこないので本編内の描写だけだとロアよりプリンセスGの方が壁としてしっくり来るまであるんじゃないか、と感じてしまいました。
ロアロミンにおけるロミンとはなんなのでしょうか。
とどのつまりロアとロミンの絡みのエピソード・過去のエピソードが事前にあったら、より壁を乗り越える感動が増したのかなと。

 

ロアの軸について


こちらは自分としては最初の切り出しの時点でしっくりきてなくて終始反応に困っていました。
ゲッタとウシロウの離反の原因としてロアが2人に相談せず一人で邁進してしまったことと、デュエルで2人に見立てたモンスター2体をリリースして勝ち筋を通した点の2つですが、前者はともかく後者は完全に2人がめんどくさい人になってしまってるんですよね。
自分がある程度OCGをやっているのもあって、ヘヴィメタルとインヴェイジョンをリリースしたことでデスドゥームの効果を起動して勝つというのはむしろ2体があってこその展開だし純粋な勝ち筋としても正しいと思いました。それで踏み台扱いだ!と言われるのはデュエルをナメているのかという気になるし、プレイ中の態度の方で言っているならロアの標準スタイルだし嫌なら最初からバンド組んでないでしょというか......(2人が好きな方本当にすみません
いろんな要因の重なりなのは描写からわかりますしなんだかんだで互いに好いているのはわかるんですけど、どうしても本編で描写されてるところだけ見るとね......となってしまいました。
最終的な解決も一人で勝手に物事を進めてしまうロアを軸にを突っつくのかなと思ったら、ルークから少し意見をもらっただけで2人がサラッと戻り、ロアを反省させるでも2人にロアとの関係性をじっくり考えさせるでもなく〜だったので、揉め事を起こした意義が遊我チーム結成以外に見えてこなくてうーんと言った感じ。
ここのエピソードの尺を前述のロミンとの関係性に費やした方が今クールのエピソードとしては綺麗だったんじゃないかなあなどと。

あと離反してもカイゾーの下につこうとするあたり2人は本当に主体性が欠けてる人物として描かれるなあと。自分から何かする気がないならロアと対等になるのはそりゃ難しいよな。ロアは1人で自分の道を歩き始めて、1人でも歩いて行けるから。

 

さいごに 

以上ネガティブ気味に書いてしまいましたが最後にこれだけ

ロアとロミンのデュエルライブは本当に最高でした。

おわり